葬儀の手配というのは、えてして急に取り掛からなければならないことが多いもので、とるものもとりあえず葬儀会館へ駆けつけ、葬儀社のスタッフとの話し合いや、さまざまな連絡ごとをしていかなければならないということがよくあります。さらに、次から次へと決めなければならないことがあるので、葬儀社のスタッフから、親族の方はどなたか一人、常に残っていてくださいというようなことを言われる場合があります。
自宅近くの斎場で葬儀を行うのであれば、ちょっと家に帰って、またすぐに戻ってくるということもできますが、そうもいかない距離の場所でお葬式ということもあります。そんな時は、ひとまず斎場の中にある宿泊できる和室を借りるのがいいでしょう。ふとんから着替えの浴衣に至るまで何もかも、それこそ旅館並みに整えられています。部屋の中には入浴施設もありますので、家族に下着とブラックフォーマル、関連する必要な小物だけ持ってきてもらえば、あとは宿泊場所となる和室にほぼ揃えられているといえます。
もし足りなければ、スタッフに言えばすぐに用意してもらえるはずですので、葬儀を出す際には宿泊可能な和室がある斎場かどうかを確認してから決めるのもいいのではないでしょうか。