ひらめき斎場ブログ

• 
• ツイート

昨今、終活という行為が高齢者の間で行われています。自らのお葬式をどのようにするかを、自分自身の手で手配しておくということです。自分の納得いくようにお葬式を行ってもらいたいという気持ちと、お葬式というのはいつ執り行わなければならないかがわからない突発的なことでもあるので、できるだけ子供や家族に迷惑を掛けたくないという気持ちとが、終活を活発化させていると思われます。

そんなブームもあってか、葬儀社の中には事前相談を受け付けるところが増えてきています。斎場はどこにするか、家族葬や一般葬など、葬儀のスタイルはどのようにするのか、会館の場所は自宅に近いところにするのか、それとも利便性を考えて駅に近いところにするのかなど、予めさまざまなことを相談して決められるようにがメリットです。この事前相談では仕上げのお料理を試食させてくれるといったユニークな工夫も盛り込まれていますので、自らが亡くなったときに提供されるお料理を、自分で食して味を判断することができるという、一風変わった体験をすることもできるようになっています。

納得いく葬儀にするには、まずは自分で確認するというのが今の考え方であり、時代における流行なのかもしれません。