仏式の場合には、故人の魂が旅立つ日の四十九日までが忌中となりその日が忌明けとなります。忌明けは葬儀でお世話になった遺族や故人の生前親しかった人を招いて四十九日法要を行います。四十九日法要では施主が招いたかたの応対を行い、法要後には会食を行う流れが一般的です。
法要は、故人と血縁の近い順に座っていき、一般参列者はその後ろに座っていきます。僧侶が座ってから開式となり施主が挨拶をします。僧侶の読経から遺族から順に焼香を行い、読経後は僧侶の法話まで終わり、会食を行います。
僧侶は会食に参加しない場合と参加する場合がありますが、参加した場合には会食後にお布施を渡してお礼を伝えます。四十九日法要の準備として、日時を決めるときにはできる限り多くの人が参加できる人優先するため、多くの場合、本来の四十九日ではなくそれよりも前の土日に行われることが多いです。前になってしまう理由として、故人の魂を待たせてしまうということになってしまうためです。会場はお付き合いのあるお寺や自宅や葬儀会場などから選ぶことになります。日程の調整は葬儀が終わってからはじめて、1か月前には決めておきます。調整は僧侶への依頼も必要です。僧侶側にも予定があることから決めた日程の変更が必要になるケースもあるため、早めに依頼をします。お墓の準備ができているのであれば、一緒に納骨式を行います。