葬儀を執り行うことは長い人生の間でも、一度か二度あるかないかという人が大半であり、いざ執り行うとなれば規模やプランなど準備に追われることになります。そんな中でも悩むのは、親族が遠方に住んでいる場合ではないでしょうか。
一昔前なら、近所に親戚も住んでいるケースが多かったですが、近年では引越しをする人も多く、親戚が近場には住んでいないということも珍しくはありません。遠方に住んでいても知らせる必要は当然ありますが、相手の年齢や住んでいる場所も考え、参列してもらえないことも視野に入れておく必要があります。
遠くから参列する人が多い場合には、公共交通機関からアクセスの良い葬儀会場を選んだり、バスが出ている会場を選ぶようにするなど配慮しておくことが大切になってきます。遠くに住んでいて参列はできないと確実に決まっている場合でも、連絡は必ず行っておくようにしましょう。
連絡がなく、後々亡くなったことを知らされたとなれば、トラブルの原因になることは明らかではないでしょうか。参列する側の立場となった場合で、あまりに遠くで葬儀が執り行われる場合など参列が難しい時には、そのことを伝え弔電や香典を送るようにするべきです。